合格校: 洛星中学
■はじめに
エム・アクセスには二人の子(長男、次男)が通い、家族と先生方とは5年にわたるお付き合いとなりました。振り返れば、中学受験とは子育てそのものでした。試行錯誤と喜怒哀楽を繰り返すなか、子どもたちが成長する日々を、先生方と共有することができて本当によかったと思います。
■共感できる塾との出会い
子どもたちには、中学受験を経験することで、自ら学ぶ力、考える力を身につけてほしいと考えていました。書店で偶然手にした水島先生の著書をきっかけにエム・アクセスを知り、ホームページに記載された指導理念を見て門を叩きました。エム・アクセスでは読解力と思考力を育むために読書とパズルで基礎を作りますが、しっかり手順を踏む方針に共感しました。
■×○方式は進捗管理の最適ツール
家庭学習における宿題の進捗管理は親が行いました。塾が勧める×○方式は、簡単でありながら進捗を見失いにくく、テキストに直接記録も残る優れたツールです。平時は白○にしきれない分が溜まりましたが、長期休みで集中的に解消してペースを保ちました。
■子どもを観察することの大切さ
家庭において進捗管理と並んで大切にしたのは、子どもが何を得意・苦手としているかの観察でした。テキストに記録される×の数や、宿題に対する子どもの態度から読み取ります。ときどき問題を解く姿をじっと観察すると、失敗のパターンも見えてきます。こうした観察は先生もされていますが、観察の目が増える分、気付きもたくさんあったと思います。
■気付きと対話がつくる個別指導方針
年数回の保護者面談は、先生と私たちとがそれぞれの気付きを伝え合う重要な時間でした。講座での指導方針、苦手対策の副教材の選択、本人のモチベーションをあげる工夫を毎回にように話し合いました。こうした対話が、個人別の課題やプリントへと反映され、また、その進捗は保護者向けの通信により知ることができました。
■メンタルコントロールはままならない
中学受験には、学習という言葉ではカバーしきれないメンタルな問題が生じます。子どもの気分はままならないものですが、それを見る親の気持ちもままならなくなります。これはきっと、子どもがもっと小さい頃に経験したものとかわらない、子育ての特質なのでしょう。
■子どもの成長の過程に立ち会う
我が家では中学受験に父親・母親ともに関わりました。進捗管理をする手も、観察する目も、たくさんあるほど子どもの助けになるでしょう。保護者面談も全て二人そろって臨みました。日頃のままならない気持ちも共有しました。中学受験という子どもの成長の過程に親として積極的に立ち会うことができたことは、一生の宝物です。